デザイナーから事務職になるための、面接試験について①(結果は不合格)

デザイン業界を離職後、無職の状態から筆記試験を突破すると、面接試験にようやく挑戦することができます。面接用のスーツも用意し、いよいよ面接に臨む段階になります。

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再びの就職へ向けての面接試験

面接に挑むこの時点で何も対策していなかった訳ではなく、自己分析や志望動機、想定質問などの一般的な対策は事前に行っていました。

ただ、僕はこの面接試験を迎える前に、かなり入念に準備を行っていました。

デザイン業界から事務職への転職は、いわば、一般的にはクリエティブな仕事から、ルーティンワークのような事務処理を行う、真逆の仕事への転職です。

よほど面接官を納得させられるような志望動機でないと内定を取れる見込みはありません。

また、懸念材料の一つに、一度会社をやめて無職になってしまっているというブランクの期間があります。このブランクの期間についても、自分の場合は、説得力のある説明が求められました。

実際のところは、鬱症状がひどく、就職活動どころではなかったのですが、正直に面接で答えるわけにも行きません。余計な心配を面接官に与えるだけで、何のメリットもないからです。

もし、病気を克服していれば、その体験談を乗り越えたエピソードなどをうまく自己PRに繋げることもできたのかもしれませんが、再就職を果たした後も、しばらく僕は鬱症状と闘い続けていました。

※後に、この「病気と闘う」という考え方が、病状を悪化させている原因になっていた事に気づくのですが、それはまた別の機会にお話ししたいと思います。

ともかく、面接でなぜ自分がその会社や組織を志し、将来どんな仕事をしたいのかを伝える必要があるのは明白でした。

面接前のグループワーク試験

今回はそんな面接の中から一つ、ご紹介したいと思います。

この試験では、通常の面接試験の前に集団討論の試験がありました。勿論スーツで挑みました。会場に着くとテーマが与えられ、会議室内で討論を行うように支持されます。

テーマは、タバコの値上げは賛成か反対か

というものでした。

受験者は自分も含めて、男性6人と女性2人
時間30〜40分
面接官:2人+1人(←案内役)

といった具合でした。受験者も全員スーツを着ています。

8人全員でまず意見を述べるよう事前に指示されていたので、1人1分で自分が賛成か反対かに加えその理由を述べます。7人賛成、1人反対。僕は賛成。

その後、司会、書記、タイムキーパーを決定。僕は役職なし。司会役は上手そうな人がいたので、フォロー役に徹するようにしました。全体的な流れは、

10分:この値上げの背景にあるものの論議

10分:賛成、反対それぞれのメリット、デメリットなど

10分:討論

5分:まとめ。1人反対していた人が折れて、賛成で満場一致。一安心。

討論は普通に終わりました。社会人が多かったせいもあり、議論が難しい方向に飛び、ついていくのがやっと、という感じでした。そのせいで、若干発言回数が減ったのが反省点で、その場にいた人にフォローされました。

発言回数で言えば、司会の人をのぞいては皆、同じくらいです。書記は居る意味があったのか良く分かりません。皆もメモってたし、まとめは司会の人がやってたし。

評価のポイントは色々あるのだろうけど。こういう試験もあったということのご紹介です。

グループワーク試験が終わって、ようやく面接へ

グループワークを無事に終えると、3人の面接官と自分の3:1の面接があり、この面接で僕は想定外の圧迫面接を受ける事になりました。

簡単に面接の内容を書くと、入室してから退出するまでの約20分間ほどだったと思いますが、ひたすらの圧迫面接。ただただ、自分を否定される面接でした。

  • 過去、いくつか会社に就職されてますが、それぞれ辞めた理由をお願いします
  • 広告に未練はないんですか?そんなに簡単に諦めるんですか?
  • 今、色々とお答えになっていましたが、辞めた理由についてもう一度聞かせてください。
  • それにしても辞めるの早いですよね?この間に広告のことが全てお分かりになったのですか?
  • 別に他の広告会社に就職してもよかったのではないですか?
  • ちゃんと理解した上で、うちを志望していますか?
  • 君の話を聞いていると会社がいやで辞めたように聞こえるんだけど、その辺についてどう考えてるの?

自己PRも志望理由ほとんど話すことができず、終始、否定と圧迫で面接がおわりました。という、悲惨な面接だったのをいまでも鮮明に覚えています。

当然のように後日、不合格のお知らせ。ただ、今、この質問を見返してみると、圧迫になった原因は自分の自己分析と回答内容の詰めが甘かったという印象です。

これから面接試験を望む方へ

面接試験の合否は、事前にどれだけ自分のことを自己分析し、どれだけ論理的に志望理由を伝えることができるかにかかっていると言っても過言ではありません。

(今回のグループワークのように集団討論もある程度のテクニックが必要なので、そういった試験が課される所を受ける場合は対策が必要です。)

面接で想定外の質問が飛んできても、しっかりと自分の中に1本の軸があれば、必ず対応できるはずです。

ただ、自己分析や志望理由が浅いと、自分のように圧迫面接になってしまう可能性が非常に高いです。逆に考えれば、事前分析さえしっかり出来ていれば、想定される質問は事前に想像することができるので、しっかりと対策をすることができます。

自分の場合、「なぜ前職を辞めたのか」「なぜデザイナーから事務職への道を目指すかのか」などの質問は必ず聞かれる質問であると言っても過言ではありません。

必ず聞かれるとわかっているのですから、これほど分かりやすい対策方法はありません。あとは、面接に際して前向きな回答をできれば、内定を勝ち取る可能性が大幅に高まります。

今後も、少しずつ自分が体験した面接についてご紹介できればと思います。

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この記事を書いた人

一組織の中で奮闘する元デザイナー事務員。

一般大学の文系学部を卒業した後、デザイン専門学校に進学。

卒業と同時に広告デザイナーになるも理想と現実のギャップにさいなまれ、志半ばで離職。

その後、一般社会で事務員となる道を決意し、現在に至る。

このブログでは、元デザイナーが一般社会でデザインの力を伸ばしながら楽しく生きていくための道をお伝えしています。

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