デザイナーから事務職になるための、面接試験について③(結果は最終面接で不合格)

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今回は、とある事務職試験(比較的大手)で、一次試験の筆記試験→二次試験の面接→三次試験の最終面接までに聞かれた質問について、ご紹介したいと思います。

最後の最後、最終面接で不合格となってしまった、とても悔しい思いをした試験の1つです。

目次

無事に筆記試験を突破すると、いよいよ面接試験へ

今回は筆記試験ではなく、メインの面接試験の内容については、少し細かく見ていくことにします。

無事に筆記試験を突破すると、後日、面接日時の案内が送られてきます。当日はスーツを身にまとい、面接に望みます。デザイナーの面接ではないので、いわゆる一般的なスーツを着用して臨みました。

当日、会場に着くと「これから適性検査を行います」との案内が。最初に突破した筆記試験とは別に、性格診断?のような検査も今回は課されました。

合否とは一切関係がありません。と案内されましたが、本当かどうか真偽は不明です。

面接は面接官3:自分1の個別面接で行われました。最初は軽くリラックスできるような、昨日はどんなことをして過ごしましたか?などのやりとりがあり、その後、1分間で自己PRをする時間が与えられました。

事前に考えていた自己PRを伝えて、いよいよ本格的な面接に入ります。

二次試験の面接で聞かれた、主な質問内容

以下、事務職採用の面接で、どんなことを聞かれたのか記したいと思います。時間は20分~30分程度だったような。

  • 「あなたはまわりから何と言われることが多いですか」
  • 「先ほどの自己PR以外の能力で組織において必要な能力は何だと思いますか」
  • 「前職がおありのようですが、簡単に業務内容を説明して下さい」
  • 「前職で困難な状況に直面したときはありますか」
  • 「その解決方法は」
  • 「前職で達成感を得た経験は」
  • 「達成感を得られたということですが、業務がうまくいった秘訣はなんだとおもいますか」
  • 「アルバイトもしておられますね。どれくらい続けているのですか」
  • 「なぜこのアルバイトを選びましたか」
  • 「アルバイトで困った経験は?」
  • 「逆に達成感を得たことは?」
  • 「前職では、どうやってストレスを発散していましたか」
  • 「書類にやりたいことが色々書いてあるけど、アイデア出すのは得意な方?」
  • 「アイデアに必要なのって努力と感性、どっちだと思う?」
  • 「アイデアを出して新しいことに取り組んでいくのが好きなようですが、それ以外の庶務的な雑用仕事もあるけど、そんな仕事でも大丈夫?」
  • 「先進的な取り組みって往々にして反対勢力があるけど、そういう人たちにはどうやって説明する?」
  • 「リーダーシップに必要なことは何だと思う?」
  • 「リーダーって人間性が問われるよね?必要な資質についてどう思う?」
  • 「もうすぐ、時間だけど、最後に言っておきたいことは?」

などなど。いや、結構色々聞かれましたね。面接に望む前に、深く自分のことを深掘りしておかないと、結構答えるのに窮する質問もありますね。

面接は圧迫というよりは、自分がいままで何をやってきたか、どういう風に思って行動してきたか、困難な状況に直面した時にどう対処したか、など、とにかくその人の人間性を探るような質問が多かった気がします。

また、前職および現在のアルバイトでの経験を深く突っ込まれて聞かれました。それを圧迫と感じるかどうかは人それぞれだと思います。

自分は今までやってきたことを普通に答え、普通に受け答えしただけなので、特に回答に詰まるような場面はありませんでした。会話をしているという印象に近かったです。もちろん、事前の準備は絶対ですが。

想定質問半分、その場で考える質問半分といった割合だったかとおもいます。

三次試験の最終面接で聞かれた、主な質問内容

ここでも、面接官3人:自分1人の個別面接となりました。三次試験とありますが、案内ではこちらが最後の面接試験のようなので、実質的な最終面接となりました。

前回と同じように、面接官のひとりから、「今日は雨が激しいですがこちらに来るのは、大変ではなかったですか?」というような、緊張をほぐす質問があり、面接がスタートしました。

トータルの面接時間は前回と同様、20~30分程度であったと思います。以下、聞かれた質問をご紹介します。

  • 「前回の面接の手応えは、自分としてはどんな感じだったと思う?」
  • 「面接シートにも書いてあるけど、もう一回、志望動機をあなたの口から聞かせてください」
  • 「志望する分野について教えて」
  • 「自分からやりたいことを、出来ない場合も多いけど、大丈夫?」
  • 「自分の性格について教えて」
  • 「友人とは深く付き合って少ない方?それとも浅く広く多くの人と付き合う方?」
  • 「大学時代のサークル活動について教えて」
  • 「サークルではどのような立場(ポジション)として、働いていたか」
  • 「デザイナーって一人で仕事をすることが多いと思うけど、組織で何か動いてきたことってある?」
  • 「前職で壁にぶつかった経験は?またどのように乗り越えたか?」
  • 「それでは、壁を乗り越えられなかった経験は?その時はどうした?」
  • 「経験2社ってあるけど、1社目と2社目の在籍期間をおしえて。あと退職理由。」
  • 「現在の併願しているところはありますか?」
  • 「自己PRの内容で具体的なエピソードがあれば教えて」
  • 「広告で目立つ場所を希望するクライアントを説得したとあるが、具体的にどうやって説得した?」
  • 「では、説得する時にはどういった材料を使ったのですか?」
  • 「ストレスの解消法法は?」

他にも色々聞かれた気がしますが、覚えてる限りですと、概ねこのような内容であったかと思います。前回同様、かなり自分自身を掘り下げるような質問が多かった気がします。

自分としては、可もなく不可もなく、ということで答えられたと思いました。二次試験の面接は結構好感触だったので、今回も大丈夫のはず。とその時は信じていました。

最終面接終了後、自宅に結果が郵送されるも…

最終面接が終了して、ほどなくすると、郵送で結果通知が届きました。ドキドキしながら開封すると、「不合格」の文字が。

・・・・・・・・・。

時が止まりましたよ、ほんと。筆記も面接も自信があったので、こんなにもデザイナーから事務職を目指すという目標はハードルが高いのかと痛感した経験でした。

この時点で僕の持ち駒はほぼゼロ。この先どうやって生きていくか真剣に悩んだのをはっきりと覚えています。この時点で僕の年齢は29歳。

鬱病の治療をしながらのハンディキャップを背負って転職活動を続けるも、既に2年近くの月日が流れていました。果たして本当に再就職できるのだろうか。。。

仕事を失い、健康な身体を失い、デザインの能力も失い、友人や恋人とも疎遠になり、貯金も既に底をついていました。もう、生きていく力が湧いてこないよ。。。。。。

最終面接で不合格となってしまったことで、僕の心と身体は既に限界を迎えていました。あんまり楽しいとは言えない人生だったけど、夢は叶ったし、もう良しとしようかな。

この時の自分は、完全に心が砕けていました。人生でここまでの挫折を味わったのは恐らく初めてであったと思います。そこから、最後の力を振り絞って、立て直しを図るまでに、また数ヶ月を月日を要することになったのです。

そして、最後の最後、この1年後に、ようやく事務職として内定を獲得することになるのですが。少し記事が長くなってしまったので、そちらはまた次回の記事で記していきたいと思います。

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この記事を書いた人

一組織の中で、孤軍奮闘する元デザイナー事務員。一般大学の文系学部を卒業した後、デザイン専門学校に進学。

卒業と同時に広告デザイナーになるも理想と現実のギャップにさいなまれ、方向転換。

その後、「安定した生活」と「自分のやりたいこと」の両方を叶え、一組織の事務員として過ごしながら数々のデザインコンテストに入賞し、現在に至る。

このブログでは、デザイナー&事務員の両方を経験している元デザイナーが一般社会で楽しみながらデザインの力を活かす術を伝授。

その中でもワークライフバランスの最高峰に位置する、公務員のデザイン職を目指す人の合格までの道のりをメインでサポート。
サブテーマとしては、生活を安定させながらやりたいことを叶える事務職の仕事についても触れています。

手堅く安定した本業を維持しながら、デザインの世界にもたずさわりたいという欲張りな人に向けて、日々役立つ内容を発信していきます。(学生も勿論OK!)

【デザイナーを辞めてから受賞したコンテスト】
・写真コンテスト(プリント部門) 入選
・雑誌の表紙絵デザインコンテスト 優秀賞
・キャラクター塗り絵イラストコンテスト 入賞
・ショート動画コンテスト 佳作
…他、多数

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