値段を見ずに選ぶだけ!お金を使わずデザイン力を高める方法を伝授

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普段から私たちは

「安いから」
「コスパがいいから」

という理由で商品を選ぶことが当たり前になっています。

でもその選び方を続けていると、“本当に良いもの”を見分ける目が少しずつ鈍っていきます。

なぜなら、デザイン力を鍛えるには「観察する力」と「選ぶ力」を意識的に高めていく必要があるからです。

そこでおすすめなのが、「値段を見ずに商品を選ぶ」という、とてもシンプルな方法です。

この方法は、僕ぴりおど自身が普段から実際にデザイン力を上げるために普段からおこなっている方法ですので安心してください。

もちろん、お金に余裕があればただ選ぶだけでなく、実際に購入してもOKです。

ただし、お金に余裕が無くても問題なく練習できますので安心してください。

ぴりおど

手に取って比べてみる、見て選ぶだけでも十分なトレーニングになります。

値段を見ずに、感性で選ぶ習慣を作ることで“美しい”や“心地よい”を判断する基準が、自分の中に育っていきます。

今回の記事を読めば、デザインを見る目が養われると同時に自分の好みがより一層明確になるでしょう。

目次

値段を見ずに選べば、デザインの目が鍛えられる

このトレーニングには、大きく3つの効果があります。

以下のポイントを意識することで、感性の解像度がどんどん上がっていきます。

自分の審美眼に自信がつく

「これ、なんか好き」
「これは、ちょっと違う」

そんな直感を、値段に惑わされずに信じられるようになると、自分の審美眼に自信がついてきます。

価格という“正解っぽいもの”に頼らずに色・形・手触り・バランス・印象などをじっくり観察してみましょう。

複数の視点から判断できるようになると、それがデザインを見る“目”になります。

デザイナー視点に近づける

プロのデザイナーは、「値段が高い=良いデザイン」とは考えません。

大切なのは、「誰にとって、どんな価値を届けられるか」という視点。

価格ラベルを見ないということは、まさに“純粋にデザインだけを見る”練習ができるということ。

  • 好きかどうか
  • 伝わるかどうか
  • 心が動くかどうか

そんな基準で選ぶ習慣は、デザイナー的な思考に自然と近づいていきます。

値段と価値の“ズレ”に敏感になる

私たちの感覚は、意外と価格に引っ張られます。

でも実際には、「高いのにイマイチ」「安いけど美しい」と感じることもしばしばあります。

値段を一旦忘れて選ぶことで、“価格と価値はイコールじゃない”という感覚が磨かれます。

ぴりおど

このズレに敏感になれると、デザインを見るときの視座がもう一段階、上がります。

実践!買わずにできる感性トレーニング

ここでは、実際に日常の中でできる「感性を鍛える練習方法」を紹介します。

すべてお金を使わずにできるので、気軽に試してみてください。

お店でときめくアイテムを選ぶ

街の文房具屋や雑貨屋さんに立ち寄ったら、棚を見渡してみましょう。

「どれが一番ときめくか?」を、色・形・手触り・バランス・印象で判断してみてください。

ポイントは、手に取って、比べて、戻すだけでもOKということ。

買わなくても、「なぜこれに惚れたんだろう?」と考えることで審美眼が磨かれます。

コンビニやスーパーでラベルだけ見る

100円のドリンクにも、500円のデザートにも、誰かが「買いたくなる」ように組み合わされたデザインがあります。

店内の冷蔵棚の前で、「どれが一番覚えている?」「どれなら手に取る?」を、自分の目で決めてみましょう。

そして、手に取ったらもとに戻してOK!

ぴりおど

買わなくても、ラベルやパッケージだけをプロの視点で観察することがトレーニングになります。

ウィンドウショッピングで選ぶ

ショーウィンドウに並ぶ洋服や雑貨を見て、「この中でひとつ買うならどれ?」と自問してみましょう。

選んだ理由を考えることで、「色の相性」「シルエットの印象」「素材の存在感」などが言語化されていきます。

買わずに済むからこそ、じっくり観察し、自分の感性に集中できるのがポイントです。

値段を見ずに“日常のデザイン力”をアップ

このトレーニングは、デザインそのものの力だけでなく、日々の暮らしや仕事の場面にも確実に役立ちます。

具体的には次のような効果が、少しずつ実感できるようになります。

空間づくりのセンスが整う

インテリアや小物選びにおいて、色・素材・サイズ感の“ちょうどいい組み合わせ”が感覚的にわかるようになります。

値段を無視して選ぶことで、「高見え」「空間との調和」など、視覚的なバランス感覚が養われていきます。

また、家具配置や収納用品の組み合わせなどにも「目線の導線」「色の比率」といったデザインの原則を意識できるようになります。

資料づくりや提案の説得力が増す

プレゼン資料やPOP、ポスターなどを作るときにも、「なぜこの色にしたのか」「なぜこのフォントを使ったのか」を説明できるようになります。

これは、観察と選択を繰り返すことで生まれる“決断の理由”が、自分の中に蓄積されていくからです。

また、見る人の目線を意識した構成や、視認性を考えた余白の取り方など、相手の立場で設計する力も身につきます。

“なんとなく好き”が言語化できる感性に

「なんかいい」と思っていたものが、「〇〇な印象があって好ましい」と言葉で表現できるようになると、感性と論理の両方が育ちます。

これは、仕事だけでなく日常の会話や趣味の世界でも、あなたの伝える力を高めてくれます。

「この柄は落ち着く」
「この配色は活力を感じる」

など。感覚に理由を添える言葉が増えることで、他人との感覚の共有もしやすくなるのです。

小さな選択の積み重ねで“自分の好み”が明確になる

買わずに選ぶ・比べる・感じ取るというシンプルな習慣が、あなた自身の“美意識の軸”を育ててくれます。

  • 「なぜそれを選んだのか?」が自然と言葉になる
  • 自分の好みに気づき、育てることができる
  • 感性と論理のバランスが整ってくる
  • デザインを評価するときの“目の解像度”が上がる

これは、趣味や仕事、生活全体の「選ぶ力」に直結します。

日常生活や仕事に直結することで、特に無理をすることなくデザイン力の底上げが可能になります。

  • 提案資料の配色に自信が持てる
  • 雑貨や服の選び方に“らしさ”が出てくる
  • 「なんとなく」ではない説明ができるようになる
ぴりおど

値段を見ないこと=感性を信じること。それは、日々の選択の目を鍛える一番身近な練習方法です。


この傾向を把握することが、個性あるアウトプットやデザインにもつながっていきます。

さらに、好みが言語化できるようになると、

「似たものを選ばない」
「あえて違う選択をする」

など、自分のセンスを意図的に育てることもできるようになります。

お金をかけずに気軽に取り入れられるだけでなく、効果も絶大。

まさにコストパフォーマンスに優れた練習方法ですので、ぜひ今日から実践してみて下さい。

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この記事を書いた人

一組織の中で、孤軍奮闘する元デザイナー事務員。一般大学の文系学部を卒業した後、デザイン専門学校に進学。

卒業と同時に広告デザイナーになるも理想と現実のギャップにさいなまれ、方向転換。

その後、「安定した生活」と「自分のやりたいこと」の両方を叶え、一組織の事務員として過ごしながら数々のデザインコンテストに入賞し、現在に至る。

このブログでは、デザイナー&事務員の両方を経験している元デザイナーが一般社会で楽しみながらデザインの力を活かす術を伝授します。

手堅く安定した本業を維持しながら、デザインの世界にもたずさわりたいという欲張りな人に向けて、日々役立つ内容を発信していきます。(学生も勿論OK!)

【デザイナーを辞めてから受賞したコンテスト】
・写真コンテスト(プリント部門) 入選
・雑誌の表紙絵デザインコンテスト 優秀賞
・キャラクター塗り絵イラストコンテスト 入賞
・ショート動画コンテスト 佳作
…他、多数

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