【募集終了】賞金25万円相当!キャッシュレスを推進する図案コンテスト

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公務員のデザイン職に興味は持ったものの、「履歴書や面接でアピールできる作品があんまりないんだよなあ」と感じている人も多いでしょう。

そこで、今回は公務員のデザイン職の採用試験で、履歴書や面接にもアピールできそうなコンテストをピックアップ。

今回は現在募集中の「キャッシュレスを推進する図案コンテスト」について解説。

このブログの読者の中にも、以下のようなキャッシュレス決済を利用したことがある人も多いのではないでしょうか。

  • PayPay
  • auPay
  • 楽天Edy
  • d払い
  • クオカードペイ

実はこのコンテストの最優秀作品者には、こららのキャッシュレス決済サービスやデジタルギフトをセットにした総額25万円相当の賞金が贈呈されます。

賞金も貰える可能性があって履歴書や面接でもアピールできるなら、まさに一石二鳥。

日本政府が、国を挙げて2025年までにキャッシュレス決済の40%達成を目標にしていることも追い風になっています。

国や行政もキャッシュレスを推し進めようとしていますので、業務との関連性もバッチリ!

入賞したら強力なアピール材料になりますし、たとえ入賞できなかったとしても業務に関連する自主制作作品としてポートフォリオに収めてしまえばOKです。

目次

キャッシュレス対応店舗を表す図案のコンテスト募集の背景

まずは、この「キャッシュレス対応店舗を表す図案のコンテスト募集」の背景について簡単に見ていきましょう。

このコンテストは、2018年7月に設立された「一般社団法人キャッシュレス推進協議会」という組織によって主催されています。

参考:一般社団法人キャッシュレス推進協議会 (paymentsjapan.or.jp)

近年、PayPayなどのバーコード決済や、クレジットカード、タッチ決済などが一般的にも普及してきました。

今まで現金を使っていた人も、近頃ではキャッシュレス決済をメインにしているため現金を取り扱わなくなったという人も多いです。

また、昨今では新型コロナウィルスが蔓延していた当時と比べて、インバウンドによる海外からの旅行客も増加中。

そのため、国籍や言語等を問わずキャッシュレスを利用できる場所の把握が一層重要となってきました。

そこでキャッシュレスが利用可能な店舗や完全キャッシュレス店舗を認識できる共通の目印が必要となっています。

この目印を店頭や地図等へ明示することで購買のさらなる円滑化、キャッシュレス利用可能店舗や完全キャッシュレス店舗の識別が可能になります。

こうした背景をもとに、この「キャッシュレス対応店舗を表す図案のコンテスト」が2024年4月17日(水)~5月26日(日)18:00まで開催されています。

参考:キャッシュレス対応店舗を表す図案を募集します | 一般社団法人キャッシュレス推進協議会 (paymentsjapan.or.jp)

もし入賞したら、全国のお店や街中の地図に自分のデザインしたら図案が永続的に使用されることになります。

同じデザインのお仕事でも、短期間で消費されていくものではなく、長期間に渡って利用されるものだとその喜びも一層大きくなるでしょう。

少しでもこのコンテストに興味を持った方が居たら、ぜひチャレンジしてみてください。

キャッシュレス対応店舗を表す図案に関する募集要項

ここからは、キャッシュレス対応店舗を表す図案に関する募集要項について簡単に見ていきましょう。

  • 応募作品ついて
  • 募集内容
  • 全体スケジュール
  • 応募資格
  • 受付期間
  • 応募可能点数
  • 応募方法
  • 最優秀作品の応募者への賞品
  • 審査手順
  • 選考結果の通知方法

応募要項について読み込むのは少し面倒くさいかも知れませんが、規定要件を満たしていないと応募しても選考対象外になってしまいます。

はじめに、これらのポイントを読み込んでから制作に入るようにしましょう!

参考:キャッシュレス対応店舗を表す図案に関する募集要項

応募作品ついて

今回採用する図案の商標権等は、一般社団法人キャッシュレス推進協議会が保有することとなります。

ですが、協議会が別途定める利用ガイドラインに違反しない限りにおいて、誰も利用可能になることを想定しています。

具体的には、図案の活用方法は店頭掲示、地図や案内図等における表示を想定しているようです。

募集内容

今回の募集内容は、以下の2図案を1組として募集していますのでどちらか片方だけの応募はできません。

図案① 完全キャッシュレス店舗を示す図案
図案② キャッシュレス利用可能店舗を示す図案

また、それぞれの図案に対して200文字程度のコンセプトが必要です。

全体スケジュール

スケジュールについては以下の通り。

5月26日の募集締め切りの日は、23:59ではなく18:00までという点に注意しておきましょう。

  • 2024 年 4 月 17 日: 本募集要項の公表
  • 2024 年 5 月 26 日: 募集締切り(18:00)
  • 2024 年 6 月 12 日: 審査・選考の終了、採用図案の応募者への通知
  • 2024 年 6 月 17 日週:図案の公表

応募資格

募集資格についても、日本に在住している人はほぼ全ての方が応募できます。

  • プロ・アマは問わず
  • 年齢についても不問
  • 日本国籍 or 日本在住の方(日本国内の住民票をお持ちの方)
  • 個人での応募(グループでの応募は不可)
  • 反社会的勢力等に該当する方は応募不可

受付期間

受付期間についても再度確認しておきましょう。

2024年4月17日(水)正午~5月26日(日)18:00まで

このブログの執筆時点では、応募締切までにまだまだ余裕があります。

応募可能点数

応募点数には特に制約はありませんが、2図案1組単位での応募が必須となります。

応募方法

応募は専用フォームからの応募となるので、郵送・FAX・電子メール・直接持ち込みでの受付はできません。

事前に専用フォームにアクセスできるかも確認しておきましょう。

応募専用フォーム:キャッシュレス対応店舗を表す図案に関する募集 (google.com)

応募用のデータの形式は以下の通り。

ai(イラストレーター)+ PDF 形式

または、

PDF形式

このどちらかのデータ形式で提出することになり、その他の画像形式ファイルは認められていないので注意です。

最優秀作品の応募者への賞品

最優秀作品の応募者には以下、総額25万円分相当の賞金が贈呈されます。

au PAY ギフトカード5万円分

d払い残高 5万円分

QUOカードPay 5万円分

PayPayギフトカード 5万円分

         楽天Edy 5万円分

どれも有名なキャッシュレス決済サービスかと思いますので、どれか1つは一度は使ったことがあるのではないでしょうか。

それにしても、25万円分相当の賞金というのは中々の太っ腹ですね。

入賞して賞金をゲットしたら、就職活動や転職活動の資金にしたり、作品制作に使用する画材や機材の購入に充てるのも良いですね。

審査手順

公正を期すため、応募者名等は伏せた状態で審査がおこなわれるようです。

審査選考の流れは、以下のとおり。

  • 要件確認(当協議会事務局にて応募作品の形式要件の確認)
  • 第一次選考(当協議会の会員による選考)
  • 知的財産関連調査(協会の指定する弁護士等による商標権等の確認)
  • 最終選考(最終候補作品から最優秀作品の選考)

応募作品の中から「最優秀作品」1作品のみが選出されます。

選考結果の通知方法

選考結果は、「最優秀作品」の応募者に通知するとともに、当協議会が関与するイベント及び公式Webサイトにて公表されます。

応募に際しての注意点

キャッシュレス対応店舗を表す図案コンテストに応募する際は、いくつか気を付けなければいけないこともあります。

  • 図案に関する注意点
  • 既存の著作物等に関する留意点
  • 応募作品の知的財産権等について
  • 個人情報の取扱いについて
  • その他応募に関する注意事項

以下、それぞれの項目について必ず事前に確認しておきましょう!

参考:キャッシュレス対応店舗を表す図案に関する募集要項

図案に関する注意点

図案の作成に関しては以下のような注意点がありますが、基本的には開催の趣旨に沿っていれば特に問題ないでしょう。

  • 事前の学習等がなくとも即時的に把握できること
  • 国籍、言語、信条、時代背景等に関係なく、普遍的に理解ができること
  • 現金の利用を否定するような内容ではないこと
  • 特定の決済手段のみが利用可能と誤認されないこと
  • 特定の人物、団体等を特定できるような内容ではないこと
  • 政治的、宗教的、商業的メッセージ、反社会的な要素、誹謗中傷を含まないこと
  • 公序良俗に反する等、一般に掲示する際の妨げとなる内容ではないこと
  • 図案に文字や文字と誤認する恐れのある図柄を含まないこと
  • 利用目的を踏まえ、正方形の枠内での利用に適していること(図案に囲み枠の記載は必須ではありません)
  • 印刷方法等を考慮し、単色印刷でも判別しやすい配色とすること

ざっとみて貰えば分かりますが、特に難しいことを言っている訳ではありません。

既存の著作物等に関する留意点

応募者には、以下の点について確約するよう求められます。

  • 応募作品が当該応募者自らが創作したオリジナルの作品であって自らが著作者であること
  • 会社の業務で作成したものではないこと
  • 既に公表されている自らまたは第三者の作品(Web上で掲載されたものも含みます。)と同一または類似ではないこと
  • 第三者の著作権を侵害するものではないこと
  • 応募者が認識している限り商標権、その他の知的財産権等の一切の権利を侵害するものではないこと


上記に違反があった場合にはその一切の責任を応募者が負うこととなってしまうので、念のため気を付けてください。

応募作品の知的財産権等について

もし、最優秀賞に決定された場合は、以下の制約が発生します。

応募作品が最優秀賞に決定された場合は、著作権、商標権、その他の知的財産権、所有権等の権利が「一般社団法人キャッシュレス推進協議会」に無償で譲渡されてしまいます。

さらに「最優秀作品」の応募者には、以下の点にも同意する必要があります。

  • 協議会が作品を公表すること
  • 図案の利用に際して応募者名を表示しないこと
  • 当該作品の利用目的に照らしやむを得ないと認められる改変を行うこと

こういった制約は多くのコンテストにおいて求められることが多いです。

そのため、「自分の作品としての権利を手渡したくない!」という思いが強い場合は、コンテストには応募しないという判断も必要になります。

ただし、今回の記事の主旨はあくまでも履歴書や面接でアピールできる実績をつくるというのが目的です。

その点をわきまえて応募するなら特に問題ないでしょう。

※もし気になるなら、他のコンテストでは著作権や知的財産権等が応募者に帰属するものもあるので、そういった別のコンテストを探して応募してみるのも良いでしょう。

個人情報の取扱いについて

応募フォームで収集する応募者の個人情報については、応募や選考に関するご連絡その他審事務に必要な範囲のみで使用されるようです。

その他応募に関する注意事項

その他、細かい注意事項がかかれていますが、そこまで気にすることはないでしょう。

どうしても心配な人のために、引用を念のため載せておきますが読みたい人だけ読んでおけば良いでしょう。

  • 応募に要する費用はすべて応募者の負担とします。その他応募者が応募を行ったことにより被った損失・損害については責任を負いかねます。
  • 「最優秀作品」の選考にあたり、当協議会から応募者に対して連絡を取らせていただく場合がありますが、「最優秀作品」の公表までは、当該連絡の事実および内容を秘密事項として取り扱っていただきます。これらの情報を第三者に口外しないようお願いいたします。
  • 当協議会は、「最優秀作品」以外の応募作品は公表せず、これらの図案等のデータは責任をもって消去し、本件選考以外の目的で複製その他の利用に供しないものとします。なお、当協議会は、ご提供いただいた応募作品の管理に万全の注意を払いますが、天災その他の不慮の事故等に基づく破損、紛失等については責任を負いかねますので、応募作品に係るデータ等のバックアップは各自でご対応ください。
  • 応募作品について本応募要項に違反する事実が明らかになった場合には、審査の対象外とし、または応募を無効とすることがあります。また、「最優秀作品」について本応募要項に違反する事実が明らかになった場合には、「最優秀作品」としての認定を取り消す場合があります。「最優秀作品」としての認定が取り消しとなった場合、最優秀候補作品の中から新たな「最優秀作品」を選出します。「最優秀作品」としの認定が取り消された場合で、すでに賞品を引き渡し済みの際には、当協議会に対し、賞品相当額の全額を返金していただきます。
  • 応募作品に関する知的財産権その他の一切の権利の全部または一部について、応募後に第三者にこれを譲渡し、移転し、若しくは担保に供する等の処分をし、または出願・登録手続等を行っていることが判明したときは、応募を無効とすることがあります。
  • 本応募要項に記載された事項(スケジュール、注意事項等)については、今後、当協議会の判断により、変更または追加することがあります。その場合は、それまでに既に応募した方であってこれに同意できない方は、その応募を撤回できますが、応募に要した費用その他損失・損害等の負担には応じかねます。
  • 審査過程について個別のお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。
  • 本応募要項の内容も含め、応募に関する一切の事項は、日本法に準拠し、日本法に従って解釈されるものとし、本応募要項への同意にもかかわらず応募に関して紛争が生じた場合には、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所とすることをご了解いただきます。
引用:キャッシュレス対応店舗を表す図案に関する募集要項

とりあえず、常識的な範囲で普通に制作をおこなって応募してれば上記の点に該当する人はほぼ皆無なので、全く心配する必要はありません。

履歴書や面接でのアピール材料を増やして、公務員のデザイン職に近づこう!

ここまで、キャッシュレス対応店舗を表す図案のコンテストの内容について見てきました。

もし入賞したら、25万円相当の賞金も貰えますので、就職活動や転職活動の資金にしたり、作品作りのための画材や機材に投資したりしても良いでしょう。

最優秀作品は1名のみなので入賞者はごく僅かな人数かも知れません。

ですが、たとえ入賞できなかったとしても自主制作作品になるくらいのクオリティがあれば充分なアピール材料となります。

テーマも「キャッシュレス」ということですので、国や自治体のDXやキャッシュレス化推進の政策と関連付ければ説得力も増します。

履歴書や面接でのアピール材料を増やしておきたい人、作品数を増やしたい人にもまさに打ってつけのコンテスト。

時間と余力に余裕のある人はぜひ挑戦してみてください。

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この記事を書いた人

一組織の中で、孤軍奮闘する元デザイナー事務員。一般大学の文系学部を卒業した後、デザイン専門学校に進学。

卒業と同時に広告デザイナーになるも理想と現実のギャップにさいなまれ、方向転換。

その後、「安定した生活」と「自分のやりたいこと」の両方を叶え、一組織の事務員として過ごしながら数々のデザインコンテストに入賞し、現在に至る。

このブログでは、デザイナー&事務員の両方を経験している元デザイナーが一般社会で楽しみながらデザインの力を活かす術を伝授。

その中でもワークライフバランスの最高峰に位置する、公務員のデザイン職を目指す人の合格までの道のりをメインでサポート。
サブテーマとしては、生活を安定させながらやりたいことを叶える事務職の仕事についても触れています。

手堅く安定した本業を維持しながら、デザインの世界にもたずさわりたいという欲張りな人に向けて、日々役立つ内容を発信していきます。(学生も勿論OK!)

【デザイナーを辞めてから受賞したコンテスト】
・写真コンテスト(プリント部門) 入選
・雑誌の表紙絵デザインコンテスト 優秀賞
・キャラクター塗り絵イラストコンテスト 入賞
・ショート動画コンテスト 佳作
…他、多数

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