聴講無料のイベント!多摩美のデザイン講義を受けて、基礎力をUP!

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このブログを見ている人の中には、美術大学以外の一般大学に通っている学生や社会人の方、あるいは、高校生や主婦、フリーターの方など様々な人がいるかと思います。

多摩美術大学と言えば、私立の美術系大学の中では最高峰に位置する美大であり、アートやデザイン業界を目指す人にとっては憧れの大学でしょう。

そんな多摩美術大学のデザイン講義が、今はYouTube動画などで無料で聴講可能。

一番有名なものだと、「Tama Design High School ゼロから学ぶ はじめてのデザイン」

もちろん、オンラインで視聴できるよう環境整備がされています

日々の制作活動に役立つだけではなく、就職・転職活動、このブログで紹介している公務員のデザイン・クリエイティブ枠の事務職を目指す人にとっても非常に役立つでしょう。

今回は、そんな「Tama Design High School ゼロから学ぶ はじめてのデザイン」についてご紹介します。

目次

多摩美術大学のデザイン講義が無料で聞けるイベント

「Tama Design High School ゼロから学ぶ はじめてのデザイン」の講義は、東京ミッドタウンにあるデザインハブ第105回企画展の一つとしておこなわれました。

デザインハブでは毎回、デザインに関する様々なイベントをおこなっており、第104回企画展の内容は「日本のグラフィックデザイン2023」

もし「わ、見逃してしまった!」という人で作品を観たい場合は、六耀社から一般向けに図録が販売されていますので、ぜひチェックしてみてください。

図録は16,500円と少々お値段が張るものの、作品自体はかなりクオリティが高く、デザインの勉強をしている人であれば必ずチェックしておいた方が良い作品が多数収録されています。

「Tama Design High School ゼロから学ぶ はじめてのデザイン」とは

画像引用:Tama Design High School 〜ゼロから学ぶはじめてのデザイン〜 – Tama Art University Bureau|多摩美術大学 TUB (tamabi.ac.jp)

まずは、「Tama Design High School ゼロから学ぶ はじめてのデザイン」の概要について、簡単に見ていきましょう。

企画展の内容は以下の通り。

誰もが参加できる学びの機会として、第⼀線で活躍するクリエイター、教育関係者、デザイン研究者、実務家らによる講義プログラムを開催します。⾼校の授業のようなスタイルで、「初学者向けの デザインのお話」をテーマに、様々な切り⼝からデザインを学べる機会を提供します。
引用:Tama Design High School 〜ゼロから学ぶはじめてのデザイン〜 – Tama Art University Bureau|多摩美術大学 TUB (tamabi.ac.jp)

企画概要についてはこちら。

■企画概要
東京ミッドタウン・デザインハブ第105回企画展
「Tama Design High School 〜ゼロから学ぶはじめてのデザイン〜」
会 期:
〈講義〉11月27日(月)〜12月24日(日)*詳細スケジュールは11 月中旬発表
〈展示〉11月20日(月)~ 12月24日(日) 11:00 ~ 19:00 会期中無休
入場料:無料
会 場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
主 催:東京ミッドタウン・デザインハブ
運 営:多摩美術大学 TUB
監 修:永井一史(多摩美術大学 統合デザイン学科教授)
企画構成:多摩美術大学
プログラム協力:稲葉裕美(WE デザインスクール主宰)
制作協力:吉田あさぎ、西尾仁、三浦あかり
引用:Tama Design High School 〜ゼロから学ぶはじめてのデザイン〜 – Tama Art University Bureau|多摩美術大学 TUB (tamabi.ac.jp)

Tama Art University Bureauとは

画像引用:ABOUT | Tama Art University Bureau (tamabi.ac.jp)

今回の企画展は、Tama Art University Bureau(多摩美術大学 TUB)という組織が企画・運営しています。

直訳すると「多摩美術大学事務局」ということになりますが、デザインとアートの持つ創造性や美意識を社会とつなぐ場としての役割を担う組織として誕生した組織。

公式サイトを見てみると、デザインに関わる様々なニュースを閲覧できます。

参考:Tama Art University Bureau (tamabi.ac.jp)

今回のイベントだけでなく、過去にも興味深いイベントが多数開催されているので是非チェックしてみてください。

東京ミッドタウン・デザインハブとは

画像引用:FACILITIES | Tokyo Midtown Design Hub | 東京ミッドタウン・デザインハブ

企画展の会場となっている東京ミッドタウン・デザインハブのことについても触れておきましょう。公式サイトには以下のような記載があります。

東京ミッドタウン・デザインハブは、デザインとアートの街・六本木にあるデザインの発信拠点です。デザインの教育・創造・振興を専門とする三つの機関が連携し、展覧会やセミナー、イベントなどを通して幅広い分野のデザインを紹介しています。
引用:ABOUT | Tokyo Midtown Design Hub | 東京ミッドタウン・デザインハブ

東京ミッドタウン・デザインハブは、デザインを通じて未来を考える4つの機関が運営しています。

この4つの機関のうちの一つが、さきほどご紹介した多摩美術大学 TUBということになります。

東京ミッドタウン・デザインハブでは通年を通して、面白いイベントが沢山開催されており、ほとんどが無料で観覧できます。

六本木を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。

Tama Design High Schoolの代表的な登壇者

ここで、Tama Design High Schoolの登壇者についてもご紹介しておきましょう。

いずれの登壇者も、第一線で活躍する著名人ばかり。

どこかで一度は名前を見かけたことのる人もいるのではないでしょうか。

  • 安斎勇樹 (株式会社MIMIGURI代表取締役Co-CEO/東京⼤学⼤学院 情報学環 特任助教)
  • 稲葉裕美 (WEデザインスクール主宰/OFFICE HALO代表取締役)
  • 草刈⼤介 (ブルーシープ代表/PLAY! プロデューサー)
  • 佐宗邦威 (株式会社BIOTOPE代表/チーフ・ストラテジック・デザイナー/多摩美術⼤学 特任准教授)
  • 佐藤卓 (グラフィックデザイナー)
  • ⼭藤旅聞 (新渡⼾⽂化中学校・⾼等学校 副校⻑/(⼀社)旅する学校 代表/(⼀社)Think the Earth メンバー/(株)ゲイト CSV教育デザイナー)
  • 末永幸歩 (アート教育家/アーティスト)
  • 杉浦太⼀ (株式会社Inspire High 代表取締役)
  • 杉崎真之助 (グラフィックデザイナー/⼤阪芸術⼤学デザイン学科教授/株式会社真之助デザイン代表)
  • 鈴⽊⼋朗 (社会福祉⼠・こども環境管理⼠/社会福祉法⼈ 久良岐⺟⼦福祉会 常務理事/くらき永⽥保育園 園⻑)
  • ⻑⽥英知 (株式会社良品計画 執⾏役員 ソーシャルグッド事業部担当)
  • 松本理寿輝 (まちの保育園・こども園 代表/まちの研究所株式会社 代表取締役/ニューロダイバーシティ株式会社 代表取締役)
  • ⼭下亮 (クリエイティブストラテジスト)

    …ほか
    引用:Tama Design High School 〜ゼロから学ぶはじめてのデザイン〜 – Tama Art University Bureau|多摩美術大学 TUB (tamabi.ac.jp)

こちらの代表者の中から、何人かピックアップしてご紹介します。

佐藤卓さんについて

画像引用:TSDO Inc.

登壇者の中に、グラフィックデザイナーの佐藤卓さんという方がいます。

名前を聞いたのは初めてという人でも、「ロッテのキシリトールガム」や「明治のおいしい牛乳」のパッケージデザインをおこなった人、と言えば商品をすぐにイメージできるのではないでしょうか。

それくらい、記憶に残るデザインを施しているというデザイン業界の大御所と呼ばれる方です。

そんな著名なクリエイターの講義を聴けるというのは、まさに有料級の内容ですね。

稲葉裕美さんについて

画像引用:PROGRAM | WEデザインスクール (wedesignschool.com)

登壇者の稲葉裕美さんは、今回のプログラム協力としてもクレジットされており、WEデザインスクールという日本初のビジネスパーソン向けの学校を開校した人物です。

スクールでは「デザイン判断講座」や「アート思考講座」など、ビジネスパーソンが保有するべきデザイン能力の向上に寄与しています。

興味のある方は、こちらのWEデザインスクールの公式サイトも見てみてください。

参考:社会人がデザイン判断力を磨く学校|WEデザインスクール (wedesignschool.com)

永井一史さんについて

画像引用:永井一史|コミッティーメンバー|日本デザインコミッティー (designcommittee.jp)

最後は永井一史さんについて。

厳密にいうと、永井一史さんは今回の登壇者にはなっていませんが、企画展の監修者としてクレジットされています。

サントリー「伊右衛門」、日産自動車「SHIFT_」の広告を手掛けたクリエイターとして有名。

現在は多摩美術大学の統合デザイン学科教授も務めています。

参考:永井一史|コミッティーメンバー|日本デザインコミッティー (designcommittee.jp)

「Tama Design High School ゼロから学ぶ はじめてのデザイン」の参加方法

それでは、この「Tama Design High School ゼロから学ぶ はじめてのデザイン」の参加方法について見ていきましょう。

参加するための方法は以下の2つです。

  • 会場参加
  • オンライン参加

それぞれ、どのようにおこなうかを具体的に見ていきましょう。

会場参加

まずは会場参加の方ですが、参加は無料で事前申込制となっています。

詳しいスケジュール及び申込ページは公式サイトで発表されるようですので、こまめに情報をチェックしてみてください。

公式サイト:Tama Design High School 〜ゼロから学ぶはじめてのデザイン〜 – Tama Art University Bureau|多摩美術大学 TUB (tamabi.ac.jp)

オンライン参加

オンライン参加の方も無料ですが、こちらは申込不要。

多摩美術大学 TUB YouTube チャンネルにて、YouTubeLIVE形式にて配信されています。

ちなみに、公式サイトはこちら ⇒ TUB Tama Art University(多摩美術大学 TUB) – YouTube

第一線で活躍するクリエーターの講義に直接触れて、デザイン力をUP!

今回は、美術大学である多摩美術大学のデザイン講義が無料で聴けるイベントについてご紹介しました。

一般大学に通っている学生や、現在会社員として勤務している人にとって、美大のデザイン講義を聴けるというのはまたと無いチャンスです。

普通の人でも中々美大の講義を聴ける機会はありません。

ですが、今回は第一線で活躍されているクリエイターの講義がすべて、聴講無料で会場やオンラインでも視聴できます。

芸術の秋にやりたいことの一つとしてこちらのイベントに参加して、ぜひデザインの力を底上げしてみてください。

きっと今よりも、デザインに関する見識が一層深まることでしょう。

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この記事を書いた人

一組織の中で、孤軍奮闘する元デザイナー事務員。一般大学の文系学部を卒業した後、デザイン専門学校に進学。

卒業と同時に広告デザイナーになるも理想と現実のギャップにさいなまれ、方向転換。

その後、「安定した生活」と「自分のやりたいこと」の両方を叶え、一組織の事務員として過ごしながら数々のデザインコンテストに入賞し、現在に至る。

このブログでは、デザイナー&事務員の両方を経験している元デザイナーが一般社会で楽しみながらデザインの力を活かす術を伝授。

その中でもワークライフバランスの最高峰に位置する、公務員のデザイン職を目指す人の合格までの道のりをメインでサポート。
サブテーマとしては、生活を安定させながらやりたいことを叶える事務職の仕事についても触れています。

手堅く安定した本業を維持しながら、デザインの世界にもたずさわりたいという欲張りな人に向けて、日々役立つ内容を発信していきます。(学生も勿論OK!)

【デザイナーを辞めてから受賞したコンテスト】
・写真コンテスト(プリント部門) 入選
・雑誌の表紙絵デザインコンテスト 優秀賞
・キャラクター塗り絵イラストコンテスト 入賞
・ショート動画コンテスト 佳作
…他、多数

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