今回は少し趣向を変えて、ブログらしいテーマを取り上げたいと思います。自分が経験したGoogleアドセンスに合格するまでの流れをお話ししたいと思います。
5回目の申請でようやく合格を掴む
昨今では、Googleアドセンスに合格するまでの道のりはかなり難しくなっていると言われています。
かくいう自分も、合格するまでに4回不合格を突きつけられ、5回目の申請においてようやく合格を勝ち取りました。
ここまでの期間は約半年ほどになります。ブログ自体を始めたのは、ちょうど合格を勝ち取ってから半年前位になるのですが、、、
「Googleアドセンス合格するなんて楽勝でしょ?」とナメてかかっていたため、ここまで時間がかかってしまいました。
しかも1回目の申請が不合格となってしまったことにより、大幅にモチベーションが落ちてしまい、何ヶ月もサイトを放置してしまっていました。
そして、ほんの数ヶ月前に再度奮起を翻し、諦めずに頑張った結果、合格を勝ち取る事ができたのですが。
実際に自分が体験してみることで、「あ、これ。本気で取り組まないとダメなやつだわ」と、痛感しました。
Googleアドセンス申請1回目
ブログはオワコンと言われてはや数十年?と言われているそうですが、まだまだ人気のあるジャンルといえるみたいです。
自分も当初はブログって個人の日記でしょ?くらいに思っていました。
けれども、SNSやYou tubeでブログ関連の記事を読んでみると、自分がイメージしていたモノとはだいぶ意味合いが違うものでした。
基本的には、「誰かの悩みを解決するための情報発信ツール」という要素が強いという事がわかってきました。
なるほどなるほど。それなら、自分が体験したことをブログに綴って紹介しようと思い、立ち上げた当初は、雑記ブログのようなことを書き綴っていました。
色々と調べていると、どうやら、10記事くらいは最低あったほうがいいということで、頑張ってそこまで色々とテーマを決めて情報発信をしていました。
デザイン、家具、コンテスト、ゲーム、漫画などなど。モノづくりをする自分のような人が好きそうなテーマを取り上げていました。
個人的には、なかなか、広範囲にわたって色々な記事が書けたと思い、結構満足していました。
で、自信を持って申請をした訳です。ところが、申請してから待てど暮らせど、全然結果通知が来ません。
で、毎日少しずつ記事を書きながら待っていると約2週間後、不合格の結果通知。メールには「当プログラムの要件を満たしていないことがわかりました」、と。
「なんでやねん!!!!」
というのが最初の感想でした。どうやら、何かの規約違反をしているというらしいですが、Googleさんはどこがどう規約違反しているかは教えてくれません。
とりあえず、規約違反ということだけ伝えてくるので、自分でどこに原因があるかを見つけ出す必要があります。
うーーーーん、どこだろう??記事の内容かなあ。それともプライバシーポリシーの作り方??全然わからない。。。
そうです。全くどこがダメだったか、1回目の申請では皆目見当がつきませんでした。
最後に書いた記事がポイ活や何かの記事だったと思うので、その辺が規約違反になったのかも??と思いつつ。
結局原因はわかりませんでした(苦笑)。ですが、今から振り返ってみると、誰かの悩みを解決しているというよりは、雑記=日記見たいなモノになっていたような気がします。
読者の悩みを解決していないという時点で、合格ラインには達していなかったのかもしれません。
Googleアドセンス申請2回目
きちんと悩みを解決していないのが原因なら、もう少し読者の悩みを解決する方向にシフトしてみよう。と思い直し、今回はそちらの要素をさらに強くすることにしたのです。
2回目の申請の時には確か、スマホの契約を大手キャリアからSIMフリーの格安スマホに変更してすぐのタイミングでもあったので、その経験を書いたのを覚えています。
また、携帯番号の変更なども行なっていたこともあり、選べる番号サービスなどの利用方法も伝えたりと、1記事あたりの情報量もかなり充実させていました。
そのようになるべく読者の悩みを解決するような記事を書き続け、1回目の申請と同じように、10記事ほど書きためたところで、2回目の申請を行いました。
こちらも、すぐに返事がくると思いきや、また2週間ほど音沙汰無しの時間を過ごすことになります。そして、約2週間が過ぎた頃、、、不合格のお知らせが。
「なんでやねん!!!!!」(2回目)
今回は、読者の悩みも解決した記事も書いていたのに、またもや不合格のお知らせ。Googleさんからは「当プログラムのご利用要件を満たしていない」との案内。
うーん、うーん、うーん。。。もしかしたら、テーマそのものが悪いのかも。と、2回目の不合格通知を突きつけられて僕はそのように考えていました。
こちらも今振り返ってみると、調べればすぐにわかるようなことを書いていたような気がします。もう少し自分の体験を前面に出した方がよかったのかも、と今になって思います。
Googleアドセンス申請3回目
ダメだ。とりあえず、今のままでやっていてはダメな気がする。と、再考し直した結果、自分の興味のあったマンションや不動産などのテーマを取り上げることにしました。
自分の興味があることだと、サクサクと記事も書く事ができます。
わからないことや、自分が手こずった書類の書き方など、自分と同じ場面に遭遇するであろう人をイメージしながら解決する方法を書いて行きましt。
トラブル対処法や、数字を使った考え方なども、具体的に書いて行き、この時点でかなり充実したブログになったぞ!と思っていました。
10記事ほどマンションや不動産まわりに特化したお悩みを解決する記事を書き溜め、3回目のアドセンス申請をすることになります。
今度は1週間ほどで、Googleさんからお返事が来たのですが。どうやらサイト内に何かのエラーがあるというお知らせ。
あ、エラーは良くないよね。そうだよね。と思い、連絡を受けて、すぐにサイト内のエラーを解消しました。
すると、Googleさんから再度のご連絡が!おそるおそるメールを開いてみると、「当プログラムの要件を満たしていないことがわかりました」の文言が。
「なんでやねん!!!!!」(3回目)
エラーも解決したし、テーマも絞ったし、読者の悩みも解決する記事も書いたのに。。。受からない。なんでや。
この後、色々と自分で考えられうることは全てやって見ました。
- 誤字・脱字をめちゃくちゃチェックしたり
- 審査に引っかかりそうな記事を引っ込めたり
- 文字数を増やして記事を充実させたり
- コピー&ペーストで引用した文言を書き直したり
ともかく、いろいろな人のGoogleアドセンス合格までの道のりのブログを読んだりして、でき得る限りのことは全てやってみました。
ともかく、方向性は間違っていないはず。という強い信念の元、細かい部分の修正を加え、次の申請の準備に備えて行きました。
Googleアドセンス申請4回目
とにかく今度こそは、と思い、記事の誤字・脱字や、リンクの確認、その他、細かいところのチェックを隅から隅まで行いました。
写真もデータが大きくなり過ぎたりしていると良くないかも?と思い、解像度や大きさを調整して、サイト全体が軽くなるような処置も施しました。
よし。ここまでやれば、もう完璧に近いはず。これで申請してみようと決意。で、4回目の申請となります。今回も1週間ちょっとで、Googleさんからお返事が来ました。
内容は、「当プログラムの要件を満たしていないことがわかりました」とのメッセージ。
「なんでやねん!!!!!」(4回目)
4回連続で不合格となると、さすがに心も折れて来ます。何がいけなかったのだろうか。もう一度、Googleアドセンスに合格した人たちの体験談を検索してみます。
You tubeでもブログの書き方を説明しているインフルエンサーの方が何人もいるので、その人たちの動画も何回も見直してみました。すると、あることに気づきました。
「今まで申請していたブログ内容は、自分にしか書けない記事であっただろうか?」
そうです。いくら、テーマが良くても、読者の悩みを解決する記事を書いていたとしても、調べてわかるようなことや、その道を極めている人がいたら即答できるようなことしか自分は書いていなかったのではないかと。
もう一度。全ての記事を消して、自分を棚卸ししてみよう。そう決意した僕は、全てのブログをリセット(削除)して自分にしか書けないテーマを探してみることにしました。
Googleアドセンス申請5回目
自分にしか書けない記事ってなんだろう??
そう思って、自分の過去を洗い出してみると、意外と貴重な経験をしているのではないかと気づきました。
会社員からデザイナーになる人は結構いるけど、デザイナーから事務職になる人って実はかなりレアなのではないかと。
しかもデザイナーになるための情報は世の中にありふれているけど、デザイナーを辞めた後の進路について触れている記事は自分自身ほとんど見たことがありませんでした。
だったら、その体験をブログのテーマにすれば良いのではないかと思ったです。
デザインの世界を離れても、デザイン能力を伸ばすことはできるし、デザインのコンテストに入賞することもできます。
好きなことを本業にしなくても好きなことを続けていくことができる。このことは自分自身が全て体験済みです。
そういった自分の体験を伝えていくことで、デザインの道を諦めざるを得なかった人にエールを送りたいと思ったのが、最初の出発点でした。
ともかく、自分にしか書けない内容を書いてみようと思い、記事を1つ1つ丁寧に書いていくことにしました。
その分、時間はかかりますし、なかなか記事数が溜まっていきません。
それでも、4回の不合格の経験を経てるので、7記事ほど書き終えた段階で自分の方向性が間違っていないかを確認したくなり、アドセンス申請をしてみることにました。
そして、今回も1〜2週間ほど待たされるんだろうな。と思って、あまり期待せずに、普段通り翌日メールチェックをしていると。
突然、Googleアドセンス合格のお知らせが!!!!!!!!
5回目のアドセンス申請をしてから、合格の通知がわずか1日後にメールが届いていたのです。「えーーーーーーーー!?」
これでいいんだ。。。。。やっと合格したよ。。。。(泣)と、審査に通った後は、まさに感無量でした。
やはり自分にしか書けないオリジナリティのあるブログっていうのが良かったのかも知れない。
読者の悩み、というか、過去の自分を想定して、当時こんなブログがあったらなあ。ということを意識して記事を書いたのが良かったのかも知れません。
まとめ
こんな感じで、僕がGoogleアドセンスに合格するまでの流れをお伝えして来ました。
やって見てわかったことは、アドセンス審査は本当にきっちりと審査されているということ。AIとかGoogleのアルゴリズムか何かで、バッサリと合格・不合格が判定されていると思っていたのですが。
やはり人の手を介して、チェックが行われているような気もします。(Google側が審査方法を公開していないので、真偽のほどは不明ですが)
ともかく、
Googleアドセンスの審査にトライする方へのアドバイスとしては「魂を込めて作り込むべし」
という事です。
適当に書くのも、どこかで調べてわかるようなことをそのまま書くのも、お勧めできない。というのが、自分の体験から伝えられるメッセージです。
今回の記事が、これからGoogleアドセンス申請を行う方の参考になればと思います。

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